★来院時の症状★
1ヶ月前から右手首を動かすと痛みが出る。
テニスでボールを打った時が特に痛い。
最近は痛みがひどくなってきている。
整形外科では手首の腱鞘炎とTFCCという診断を受けた。
整形外科でマッサージ、ストレッチと電気治療をしているが良くならない。
★初見と分析★
小学校5年から硬式テニスをしており、高校もテニスの強豪校で練習時間も多い。
右手首を動かすと痛みが出る。
特に小指側にねじると痛みが強いので、TFCC損傷だと推測できる。
★施術内容★
全身の筋肉が固まっていたので、トリガーポイントセラピーで全身の筋肉を緩め、特に右前腕の筋肉の硬結(こりかたまり)を重点的に緩めた。
TFCCの場合は小指側の筋肉の緩和が効果を発揮する。
セルフケアとして前腕のストレッチも指導。
4回ほどの施術とセルフケアで徐々に回復。
現在は大学でもテニスをしているが、手首の痛みはほとんど出ていない。
★評価・コメント★
TFCC損傷はテニスやバトミントンのようなラケットスポーツで発症しやすい疾患です。整形外科的には軟骨の損傷という考え方なので、治療としては炎症を抑える対処療法(サポーター、安静、鎮痛剤、麻酔注射)が一般的です。
当院では、手首を使う時以外に痛みが出ないのであれば、炎症ではなくて筋肉の問題だと考えています。
ですから、病院に行っても良くならないTFCCの場合は効果があります。
お電話ありがとうございます、
大原カイロプラクティック 岡山野田整体院でございます。