手首の痛み

こういう手首や手の痛みはつらいですよね。

では、なぜ手首に痛みが出るのかご存知ですか？

その原因は、手や腕の使い過ぎによるものと首の問題で起こる場合があります。

なぜなら、指先までいく神経は首から鎖骨の内側の狭い部分を通って肩から腕に延びているからですね。

手首の痛みは、当院では産後のお母さんとデスクワークの女性、手を酷使するお仕事の方に多い症状です。

それでは、このようなつらい痛みは、どうやって解消できるのでしょう。

手首の痛みは整形外科などでは、レントゲンなどの画像診断や徒手検査（部位を動かす）で判断する場合が多いです。

骨折以外で、整形外科などで診断される手首の痛みの原因になる疾患の代表的なものを上げてみました。

①ドケルバン病（狭窄性腱鞘炎）
腱鞘炎の一種で、親指の付け根のあたりに痛みが出ます。当院では産後育児中のお母さんに多い症状です。手の使い過ぎによるものですが、産前産後や更年期の女性がホルモンバランスの関係で起こりやすいです。
病院での対処：保存療法、薬物療法

②ＴＦＣＣ（三角繊維軟骨複合体損傷）
手首を小指側に曲げたり、腕をひねったりすると痛みが出ます。転倒して手をついたり、テニスやバトミントンなどのラケットスポーツをする人に発症が多いです。
病院での対処：保存療法、麻酔注射、手術

病院での基本の治療はサポーターなどをつけて安静にし、痛みがひどければ鎮痛剤か麻酔注射、それでも改善しなければ手術になります。

接骨院の場合はテーピングを行うことが多いですね。

でも、それだけではよくなりません！

何故かというと、手首の痛みの原因は女性ホルモンのバランスや腕の筋肉の硬結（こりかたまり）だからです。

でも、大丈夫！安心してください。

当院には、このような手首の痛みや手の痛みを訴える方が多く来院されていますので、どのような施術をしていくのかをご説明します。

手首の痛みは、前腕（腕の手から肘までの部分）の筋肉の硬結（こりかたまり）で起こる場合がほとんどです。

この状態は、当院のアプローチの基本であるトリガーポイントセラピーという施術でじっくりと前腕を緩めます。

手首を動かす筋肉がバランスよく動くようになり、血行が良くなることも加わって痛みが軽減していきます。

産後の手首の痛み（ドケルバン病）は赤ちゃんの抱き方が悪い事が原因であることが多いので、産後育児の説明にも時間をかけています。

ラケットスポーツによるＴＦＣＣも前腕の筋肉が引き起こしている場合が多いので、トリガーポイントセラピーでじっくりと前腕を緩めます。

他にもいろいろな症例がありますので、お気軽にご相談くださいね。