顎が原因の耳鳴りがひどい(45歳 男性 イラストレーター)

★来院時の症状★
ジー、キーンという大きな耳鳴り(左)が半年以上続いている。小さな耳鳴りは3年以上前からあり。左耳の奥に軽い痛みがある。少し聞こえづらい(正常範囲)
顎を開けるとカチカチ音が鳴る。顎の筋肉を押すとこわばっていて痛みがある。気圧の低い日は耳がこもり、頭痛やめまいが起こりやすい。
首肩こりは常にあり。寝るときはマウスピースをしている。

★初見と分析★
デスクワークが多いためか体全体の筋肉がガチガチになっている。
顎と顔周りの筋肉が特に固く、ストレスが多く歯ぎしりをしていると見受けられる。耳鳴りが大きくなるのは朝起きた時なので、顎の状態が耳鳴りに影響しているのではないかと推測。
全身の筋肉の緊張をとっていくことと、顎・顔の調整で自律神経のバランスをとっていく。

★施術内容★
初回は全身の筋肉の硬結(こりかたまり)を深層筋から緩め、顔・顎・外耳の調整を行う。初回終了時は耳鳴りは少し小さくなった様子。

2回目の来院時、朝の耳鳴りが前より大きくなったとの事。
肩こりはかなり軽くなり、少しあった頭痛はほとんどなくなり、便秘と血行が大幅に改善。今回は全身施術と顔、顎、外耳に加えて首の調整も行いました。

3回目の来院時、耳鳴りと顎周りの症状は変化なし。
肩こりはさらに軽くなり、体全体の代謝が良くなり汗をかきやすくなったとの事。今回は前回と同じ施術と顎関節のエクササイズ(円板調整)を指導。
マウスピースをプラスチック製からシリコン製に変更指導。

その後、耳鳴りは気になるレベルではあるが以前よりは小さくなり、ひどくなることが少なく安定してきたとの事。
顎の症状も朝起こるが回復が早くなった様子。

★評価・コメント★
顎関節が原因の耳鳴りは歯ぎしりが原因のことがほとんどです。歯ぎしりの原因はストレスですから、ストレス発散やマウスピース装着などいろいろな対処をしていく必要があります。

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