顎が開かない(19歳 男性 大学生)

★来院時の症状★

1ヶ月前くらいから左の顎がコキコキいっていた。
昨朝起きたら左の顎関節がつっかかったような感じで開きにくい。
口が開かないので普通に食事ができなくて困っている。
開ける時の痛みは無し。

★初見と分析★

首肩こりは感じないということでしたが、首は筋肉の緊張が激しく、顎の部分の咬筋(噛み締めの筋肉)も硬くなっており、歯ぎしりが激しかったのではないかと推測します。
施術前、口の開け幅は2cm、開けた時の痛みはありませんでした。

★施術内容★

初回は筋肉の緊張が激しい上半身の深層筋を緩め、フェイシャルテクニックで顔全体と咬筋を緩めました。
咬筋はかなり硬くなっていたので、施術中の痛みが無いように徐々に緩めました。
施術後、口の開け幅は4cmまで広がりました。

4日後に2回目の来院をされましたが、口の開け幅は2.5cmくらいに戻ってしまっていました。
ただ、前よりは開くので食べるのは少し楽になったようです。
2回目の施術内容も初回と同じで、上半身と咬筋を中心に緩めました。
施術後、口の開け幅は3.5cmまで広がりました。
口を開けることがストレッチになるのですが、可動域以上に開けるのが不安なようで、動かさないことが悪循環になっていたため、顎のマッサージとストレッチを指導しました。

3回目に来院された時は、口の開け幅は3cm、ご本人も指が3本入るようになったと喜んでおられました。
今回も咬筋を中心に緩め、施術後、口の開け幅は4.5cmまで広がりました。
顎のマッサージとストレッチは継続してもらっています。

★評価・コメント★

顎関節症の場合は顎の痛みがあることが多いですが、今回は痛みはほとんどありませんでした。
ただ、口が開かないため普通の食事ができず、生活に支障が出ていました。
施術をした時点では結果が出ても、普段の生活で負担がかかり少し症状が戻ってしまうことはよくあります。
今回はセルフケアとしての顎のマッサージやストレッチも効果が出て良かったです。