産後の腰痛と肩こり(36歳 産後1.5ヶ月 主婦)

★来院時の症状★
マタニティ整体に引き続き、産後1.5ヶ月で来院。
起き上がり時の腰痛、殿部痛と首肩こりが少しある。
子供の体重は約3kg、妊娠中の体重増は+9㎏、ミルクは母乳と人工乳混合。

★施術後の様子★
3回目の施術後から急速に改善し、腰痛もだいぶ楽になり首肩こりも和らいだ。
子供を抱く回数が多いときは少し腰痛がでるが、腰のエクササイズ等のケアで問題なく過ごせている。体重は少し改善した。

★施術内容と経過(抜粋)★

【初見】
首肩、背中、腰、殿部の筋肉の張りが強く、特に首と殿部は硬い。
腰痛、肩こり共に自覚症状はそれほど強くないが、筋肉の緊張度からするとだいぶ負担がかかっている。

【施術内容】

★1回目:
首肩、腰、殿部を中心に全身の筋肉の緊張をとっていく。
産後の注意として授乳姿勢や腰痛体操も説明。

★2回目(6日後):
腰痛は昨日までは良かったが、今朝右腰がグキッとなったとの事。
前回と同じように腰、殿部を中心に全身の筋肉の緊張をとっていく。
術後にイスに座ると少し腰の痛みはあったがだいぶ楽になった様子。
ギックリ腰もほとんどが午前中に起こるため、生活上の注意点を説明。

★3回目(3日後):
昨日、腰は少し痛みがでた。首肩は少しこっている程度。
前回と同じように腰、殿部を中心に筋肉の緊張をとっていく。
股関節周りのストレッチも入れる。

★4回目(4日後):
腰はだいぶ楽になった。首肩は少しあり。
施術内容は前回と同じ。

★5回目(5日後):
腰の痛みは寝返りをするときに少しあるが、それ以外はほとんど大丈夫。
首肩こりは少々あり。施術内容は前回と同じ。
腰が良好な状態になってきたので、次回からメンテナンスケアに変更。

【評価・コメント】
産後数ヶ月は体のホルモンバランスがまだ戻っていない中で育児の負担がかかってくるため、腰痛、首肩こり、腱鞘炎などの方が多いです。
当院では負担のかかりにくい授乳姿勢や子供の抱き方も説明し、腰痛体操など育児でかかる負担を軽減させる生活習慣改善指導に定評があります。
また、産後の体重を戻すためには、硬くなってしまった筋肉を緩めて血行促進し代謝をあげることと、必要な筋肉を強化して基礎代謝を上げることが重要です。
カロリーの消費と摂取のバランスは言うまでもありません(代謝が落ちている分、普通に食べていると太りやすい時期です)

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